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38章:お悩み相談 (1/12)

38章:お悩み相談

鮎川さんの事があった翌日。
数日続いた雨も止んだこの日、昼過ぎに起きた俺は神尾さんに呼び出され、近くの喫茶店で顔を合わせていた。

…と言うとまるで夢のような話だが、用件は当然鮎川さんのことで、まったく色気の無いものだった。
まぁ、そういうことでもない限り、俺と彼女がまるでデートのように…なんてシチュエーションは望めないけどさ。

神尾「古乃羽、入院して、3日後に抜糸だって」
俺「へぇ…入院するんだ」
朝昼込みの食事を終え、食後の珈琲なんて大層なものを飲みながら応える。

神尾「何か、そうしたみたい。手術の痕、残ったりしなければいいけど…」
女性としては、やはりその点が気になるみたいだ。
俺「今はそういうの、平気みたいだよ」
別に医学に詳しい訳じゃないが、ネット等で調べてみると、その辺のケアは大事にしているようだった。

神尾「だといいけどね…」
俺「雨月も気にしないだろうしさ」
あいつは今日も病院に行っている。
彼女の両親が来る、と聞いた時には少し緊張した顔を見せたが、奴なりに覚悟を決めたようだ。

神尾「雨月君、上手くやっているかなぁ」
俺「どうだろうなぁ…後でじっくり聞いてやらんとな」
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赤緑シリーズ ©著者:hare

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