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34章:人形【後】 (1/9)

34章:人形【後】

私「…え?」
佳澄が倒れ、私はしばし呆然とする。
私「何で…!?」
私は短剣を放り投げ、彼女を抱き起こす。
佳澄「…っバカね…また、騙され・・って…」
私「騙すって…そんな、何でよ?」
佳澄「消える…なら、せめて…」
私「消える…?」

佳澄「…約束、したから…ね?」
佳澄は片手を上げ、私の頬に当てる。
佳澄「私の、大切な…」
私「佳澄…!」
私はその手を握る。

佳澄「ひと…」

カクリ、と佳澄の身体から力が抜ける。

そして…その身体は、一瞬にして消え去ってしまった。
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赤緑シリーズ ©著者:hare

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