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7章:廃校 (1/16)

7章:廃校

夏の終わりのある日。友人が肝試しに行こう、と誘ってきた。
俺には霊感なんてまったく無し。こいつ、北上って奴だけど、こいつにも当然無し。
何でまたそんなモノに、と思って聞き質すと、
「同じ大学のオカルト好きな女の子2人と意気投合したから」
という、とても分かりやすい理由だった。
まぁ、そんな訳なら誘ってくれたことに感謝しないといけないが、目的地がちょっと不安だった。

S県の山中にある廃校。
学内で少し噂になったところだ。
というのも、うちの学校のオカルトサークルの5人がここに向かったきり、行方不明になったとか。

うちらにも何かあったらどうするのか、と不安になるが、
北上曰く、「有名なところだから、逆に安心。」ということらしい。
なんでも、行方不明者が出たことで話題になり、廃校での捜索も行われた。
しかしその結果、そこには怪しいものは一切何もなかったことが判明したので、
その廃校は“安全な心霊スポット”になった、と言う。
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赤緑シリーズ ©著者:hare

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