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10章:運命の出会い
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その後、私は冬月と再婚をして“Persona”を辞め、専業主婦になった。
冬月の言う通り、女手一つで育てていくのは無理がある。
とは言え、今更絶縁状態の母に頼る気はない。
大家夫婦にいつまでも頼り続けるわけにもいかなかったのだ。
こんなに安易に再婚するなんて浅はかなのはわかっていた。
これは私にとっての一か八かの賭けだったのだ。
そして私は賭けに勝利した。
『幸一郎の良き母である事。それさえ守れば好きにして構わない』
冬月は言葉通り、家事と幸一郎の良き母で居る事を怠らなければ何も言わなかった。
もっとも多忙でほとんど家に居る事がなく、再婚当初は夫婦になった実感すら湧かなかった。
それでもたまの休みには家族サービスを忘れない冬月。
有り余る富、今までとは比べものにならないくらいの立派な家、それは快適以外の何物でもなかった。
冬月と再婚して本当に良かったと思った。
冬月は幸一郎を本当に大切にし、我が子のように扱ってくれた。
幸一郎も次第に冬月に心を開き、また以前のような明るい表情を見せるようになってきていた。
何不自由のない生活。
ただ私には人には言えない悩みがあった。
私は未だかつて人を愛した事がなかったのだ。
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