２ヶ月後
涼はＮＯ．１になった
アキラさんは代表に就任した


お店はイベント等で忙しそう　　だった


涼は家に帰ってこない日が　　　増えた。


涼が帰ってこない日は
眠れない


気が狂いそうになる…


病院でもらった
『精神安定剤』と『睡眠導入剤』が手放せなくなっていた。


考えれば考えるほど
悪い方向に思ってしまう…


精神的におかしくなり
お店を辞めた。


２年以上勤めたお店…


店長も愛ちゃんもみんな
止めてくれた…


今のあたしではお客様の接客は　無理だった。


お金を頂く価値はない…


涼にメールした

送信
今日でお店を辞めました
ごめんなさい。

涼からメール

受信
そうか別に謝ることないぞ
今日帰ったら話聞くな！

涼が帰ってきた。


『どうした？』
『なんとなく、自信がなくなって…辞めたの』
『ゆっくりしろ』
『うん』


２人で遅めの朝ごはんを食べた。


夜、涼は仕事の準備を始める
『仕事がんばってね』
『おうっ』

仕事なんて行って
ほしくないのに…


『もう少しだけ…我慢してくれなっ…』
『出来るかな？』
『がんばれ〜』

もう少しって後どのくらい？
もう限界なのに…