ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

6章:枕 (1/2)

6章:枕

涼が帰ってきた。


『心配したよ』
『何してたの?』
『どこに行ってたの?』

次から次に言いたいことが溢れてきた。

何も言えなかった。


涼は『ただいま』と一言だけ…

いろんな意味でびっくりして、思わず『おかえりなさい』と言ってしまった…


その瞬間、涼があたしから、目を反らした…

『枕だ』


いつかこんなに日が来ると思ってた。

だって、涼はホストだもん…

わかってたけど、やっぱりキツイよ!


涼にばれないように…
泣いた…泣いた…泣いた…

しばらくして、
涼は仕事の準備を始めた。

何も言わず、仕事に出かけた。


自分の顔を鏡で見たら、
すごい顔だった。

目が腫れて…
ちょーブサイク!!

ちょっと、笑えてきた

今は涼を失う方が、辛かった。

『レイは涼好みの女になる』

この頃は、何も見えなくなっていた。涼のことしか…

あたしがなくなっていく…レイはどこにいるんだろう?

自分でもわからなくなっていた。
13 /48

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

ルール ©著者:フレンチ

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.