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2章:亮 (1/2)

2章:亮

2009年 冬

「亮っ!ごめんね…頑張るから…私。一緒にいてよ…。」

そんなマンガみたいな台詞をはなったのは、ミカ。

デリヘル嬢で金髪のギャル。
甘ったるい香水の匂いが鼻を刺す。

「売掛払う気ある?
ないならもういいから困らせないでよ。
俺も疲れちゃったよ。」

「払うから…。もう少し待って。てか店入ろうよ。寒いよ。」

コイツ、他店で散々遊んでるくせによく言うよ。

「もうこれ以上売掛かさむと俺もきついんだよね。だから今日は店いれることできない。」

ミカの顔がだんだん歪む。
俺も引かない。

「てか売掛いいよ。もういらない。好きに使えよ。お前の金だろ?
店戻るから。気をつけて帰れよ。」


―バンッ

タクシーに乗ってミカは帰った。

20万なんて自分で埋めればいいんだし、そんなことで労力使いたくなかった。

そんな冷めた3年前の冬のこと。

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タイトルどーしよ ©著者:さぁ

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