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4章:chapter:4 (1/5)

4章:chapter:4

私が小学生になるタイミングに合わせて、あの田舎の実家を建て替え、総勢7人の住む新築に。
初めて入った時の畳の初々しい良い匂い、あの感動は今でも忘れられない。
その畳と親戚の子供達で記念撮影した。

因みにコロの家はそのまま。
要らなくなったトラックの頭の部分をかち割り、中身を全部抜いた物だった。
助席のドア取り、玄関。
運転席辺りが寝床、雨風には強い。
坪数も他の犬より負けていない豪邸だった。

二家の引っ越しも終え、私は小学生となった。

「好きな食べ物は?」「ぶどう」
入学式での発表。
初っぱなから何処と無く、やらかした感があった。
ハンバーグとか、せめて母が丹精込めて手作りした故の料理を言えば良かった。
正直にパッと浮かんだ好きな食べ物を言っただけなのだが。
入学式に出向いた両親に恥をかかせた、6歳の私であった。
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零ーrayー ©著者:零ーrayー

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