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15章:おまえの隙間
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15章:おまえの隙間
原爆のことかなって思います。
気付かないほうがよかった
今日は、家でじっとしていよう
「おまえの隙間につめこむよ」
ってとこは、放射能が飛んで危ない、家にいろ。被爆するぞ。
少女が左足を引きずりながら近づく
降りしきる雨の中踊る貴女を見つめる
黒い黒い少女は踊り。狂う
地面にへばりついた飛び散る臓物
「おまえの隙間につめこんだ」
ってとこは、足がなくなった少女、原爆の放射能の黒い雨で被爆し、死んでしまう。地面に落ちた放射能が、自分も最後被爆してしまう。
ぼくたちあわせて一人しかいなかった
ねぇなんでこっち見てるの?
なんであの時連れてってくれなかったの
月夜に燈せ道しるべ
お狐さまには四度まで
のところがわからない。
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