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28章:おこいさん (1/1)

28章:おこいさん

これは私の弟が経験した話しですが、電話で聞いたっきり弟とは会っていません
警察にもいったんですが取り合ってくれないんです
まぁ、仕方ないんですけどね…だってあんな事があったんだもん
弟との最後の会話は今でも夢に出てくるんです。
それはちょうど去年の今頃の話でした
私は実家で弟は田舎の親戚の家へ出掛けていたのですが
私が実家を燃やしてしまったのです。
家族はみんな死にました

もちろん弟も

弟は二人…いや双子だったんですよ
まぁ全部 私の妄想なんですけどね
私は家族を恨んでいました。手首も切りました。でも私だけ生き残った。
絶望の中にいると、死んだはずの弟から電話がありました
『お姉ちゃんに、言わなければいけなかった事があるんだ。』
『冷蔵庫のプリン食べたでしょ』
「食べたぜよ」

話は変わりますが最近錦鯉を飼い始めました
「お姉ちゃんが食べたのは鯉用にすり潰した金魚を入れてたんだ」
『あれは、おこいさんへのお供え物だったんだよ。食べちゃいけなかったんだ。』
来たらすぐいる?
体に鱗が出てきた。いずれ私も恨んでいた家族のもとへ行くだろう。死にたくない
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意味が解ると怖い話 ©著者:hare

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