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23章:僕が鬼だよ (1/1)

23章:僕が鬼だよ

「だーるーまーさーんがーこーろーんだーっ」


少女の小さな声が回りに響きます。

ふり返っても誰もいません。


「つまんなぁい」


少女は頬を膨らませてそう言いました。

でもその声はとても満足気でした。


「だーるーまーさーんがーこーろーんだっ」


少女はまたふり返ります。

そこには一人の少年がたっていました


「やっと人が来たわ!」


少女はにっこりと少年に微笑みました。

でもその声は憎悪に満ちていました。


少年は笑いました。


「僕が鬼だよ」


少女も笑いました。


「私が鬼よ」


やがて辺りは闇に飲み込まれました。
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意味が解ると怖い話 ©著者:hare

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