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6章:ねこふんじゃった (1/1)

6章:ねこふんじゃった

僕が廃墟に探検に行った時のこと。
二階には小さな子供部屋があって、僕は何か面白い物がありそうだからそっと入ってみた。

ボロボロの机に、一つ日記帳が置いてあった。でも中は真っさら。
なぁんだ残念、と思ったら、1番最後のページに、汚い字で日記らしいものが書いてあった。


『8/18 はれ

ねこふんじゃった
ねこふんじゃった
ふかふかの毛布にくるまった
ねこ、ふんじゃった
わざとじゃないよ
でも、ちょっといい気味だったよ

ネコさんはイタいとき、ニャアって鳴くけど、
ねこふんじゃったとき、ねこは泣かなかった。
なんでかなあ、ふしぎだなあ
あ、ママがゆうくんを呼んでる。
ずーっと呼んでる。

ゆうくん、まだ起きないのかなあ』


僕はなんだかゾッとして、日記帳を閉じた。

壁には、寝ている赤子の絵がかかっていた。

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意味が解ると怖い話 ©著者:hare

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