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22章:迷い (1/2)

22章:迷い

私は來希くんに全て話した

來希くんとお別れして、今日にいたるまで


相手がホストだということも

ただ名前は言わなかった

來希くんも聞かなかった


同業者。

だからこそ聞かなかったのだろう。

今日までの話を聞き終わった來希くん。
「妊娠したこと話すつもりなのか?」

そう聞かれ

正直分からなかった


言うべきなのか、言わないべきなのか


「まずさ、今日知らないふりされたのは、やっぱり店では話せないからだと思うぞ。太い客が来てたりしたら、深刻そうに話をしているだけで勘ぐったりするしな」


そっか・・・

確かに店に話に行ったのは間違いだったと思う。

自分のことしか考えてない身勝手な行動だった


「確かにそうだよね。だけど、そう言ってくれれば優菜だって分かるのに・・・他人のふりするなんて・・・」



「それはそうだな。ただ怒ってたんじゃないか?優菜、そいつの電話にでてなかったんだろ?
まあ他人のふりなんて子供じみてるけどなっ」


「本当にそいつ結婚してんの?」
そう続けて言った


正直本人に聞いた訳じゃない


だけど梨香さんが家に来たこと

子供連れて飛龍くんが歩いていた光景

梨香さんからのメール

度重なるドタキャン


やはり私には結婚してるとしか思えない

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歯車 ©著者:ゆな

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