引っ越しも一段落終わり、荷物も運びだされた



いつもより広い部屋で一人ぼーっとする



今まで、住んでた家を離れるのはなんだか寂しい






「お前なんか寂しい人みたいだな(笑)」
体育座りをしてぼーっとする私をみて飛龍くんはそう言った
迎えにきてくれたみたいだ



「懐かしんでたの(笑)」



「あっそ(笑)そろそろいくぞ！」
その一声で私は腰をあげる





そして三年間住み続けた家を後にした




今からは新しい生活が始まる
楽しみな反面、やっぱり不安もあった







だけど後戻りはもうできない





今は前に進んでいくしかないのだ