「で………どうゆう事？」
私は工藤の前に深く腰掛け煙草に火をつける。

工藤「どうゆう事とは？」
工藤はとぼけているのか、質問を質問で返す。
私は感情を出さない様に冷静を装う。

私「風間に私を売ろうとしたでしょ？」

工藤の表情は変わらずだ。
工藤「売るなんて大袈裟だろ…金にもなるし、お前次第だから直接交渉したいって事になったんだ」

私「じゃあ私が断っても文句は無いですね？」

ｲﾗｲﾗを隠しきれず嫌味っぽくなってしまう。