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6章:一途な想い (10/11)

「…何か早いね」


2人きりになったリビング。
冬馬君がふと呟く。


「え?」

「時が経つの。1月1日までもう少しだなあと思って」


改めてカレンダーに目を向けると、1月1日までは後2ヶ月程だった。


「…うん」

「あー!何か緊張するなあ。来てほしい様な来てほしくない様な」


テーブルに顔を伏せ、暫くの沈黙の後


「…ねえ、クリスマス…空いてる?」


と、目線を私に向け、問い掛けた。


「…クリスマス?」

「うん。無理にとは言わないけど、ん〜ラストチャンス…っていうのかな?1日僕に時間くれないかな」


伏せた体勢から起き上がり、向かい合う体勢でじっと私の目を見て選択を委ねた。


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春夏秋冬4【完結】 ©著者:みるみる

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