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6章:一途な想い
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「ふじもっさん!ありがとうございます!!僕、ふじもっさんに感謝してます」
「感謝なんてそんな!」
「僕、ふじもっさんの事好きです」
「…ぇえ!?」
突然の告白に、思わず声が上擦る。
そんな私を秋元さんはクスクスと笑うと
「好きというのは、真白たんとは違う感情の好きですよ」
と、付け加え、少しでも違う感情の好きだと勘違いした自分が恥ずかしくなった。
「春君、夏希君、冬馬君、ふじもっさん…みんな大好きです!大好きだからこそ、真白たんと同じく、みんなには笑って幸せになってほしいです!」
「ありがとう、秋元さん」
「いいえ!お礼を言いたいのは僕の方です!ふじもっさんがシェアハウスに居るのは残り僅かですけど…シェアハウスを出ても、こんな僕と仲良くしてくれますか?」
まるで子犬の様に、うるうるとした表情で頼む秋元さん。
「何言ってるんですか!勿論ですよ!!」
肩をパンと叩くと、秋元さんはホッと一安心した様に息を吐くと、笑顔を見せた。
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