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4章:熱烈な愛情
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「何か心配…」
「いらなそうだね」
2人で納得すると、行き同様そそくさとそれぞれの部屋へと戻った。
翌朝、春さんに話を聞くと…
「最初は微笑ましく聞いていたんだけど…拓には申し訳ないんだけど…ね?分かるでしょ。だから『お風呂から上がったらまた聞かせてね』って理由つけて逃げた所に、タイミング良く夏希が帰って来たから…」
と、申し訳なさそうな表情を浮かべながら、私と冬馬君に事情を説明した。
「いや、春さん…大丈夫ですよ。ね?冬馬君」
「うん。心配する事はないよ」
私達の会話に春さんは首を傾げた。
昨日は何時まで語ったのだろうか。
まだリビングに降りて来ない夏希と秋元さんを思いながら、3人で朝食を食べた。
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