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3章:2人きり
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食べ終えた後は、3人で話をした。
色々とギクシャクしていた3人だけど、今では前の仲良かった頃に戻りつつあって何だかすごく嬉しかった。
話をしている途中、2階から秋元さんが降りてきて、話掛けようと思ったけど…ブツブツと独り言を言いながらお風呂場に向かったので、話掛ける様な雰囲気ではなく、3人で呆然と見つめた。
「…拓君どうしたんだろう」
「何か言ってたよね?」
「あれだろきっと。ほら、握手会で話す事の練習じゃねーの?」
「「あ〜なるほど」」
お風呂から上がり、お水を飲みに来た秋元さんも加わると、話の内容はイベント一色となった。
相変わらず真白苺ちゃんの話を嬉しそうに語る、この秋元さんから笑顔が消えてしまう日が来る事を、この時はまだ誰も知らなかった。
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春夏秋冬4【完結】 ©著者:みるみる
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