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1章:冬馬君の優しさ
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あの時の出来事を思い出し、ぎゅっと握られていた手を覆う様に片方の手を被せた。
心の奥に秘めた弱い本音は痛い程理解できる。
春さんの時だって、夏希の時だって、私も冬馬君と同じ…答えや事実を知るのが怖かった。
「…彩ちゃん?」
一点を見つめ、そんな事を考えていたせいか、ぼーっとしている様に見えたのかもしれない。
冬馬君がそんな私に気付き、声を掛けた。
「ごめんね」
「…え?」
「いや、さっきの河原での事。でも…もう大丈夫だから」
「…冬馬君」
「来年までに惚れさせて見せる!」
ふざけた感じではあるが、キラキラと…カッコつけている様なんだけども…
「えっと…その…冬馬君…顔…可愛いから…」
「…カッコがつかないって言いたいんだね…」
「…ごめんなさい」
「酷い。僕、女顔気にしてるのに…」
「え!ごめん…でも、女の子より可愛くて羨ましいよ」
「彩ちゃんフォローになってないよー!!!!」
笑い、ふざけ合っている私達を、遠くで秋元さんが微笑ましく見つめていた。
…腕を掻きながらだけど。
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