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1章:冬馬君の優しさ (3/15)

「うぅ…河原で寝て蚊には刺されるし、花火はほとんど出来なかったし…本当に僕は馬鹿なのかもしれない…」


腕にたっぷりとクリームを塗りながら、俯く秋元さんに


「え!?おい!冗談だって!!そんな落ち込むなよ!ほら貸せ!俺が塗ってやる」


と、焦りのあまり、よく分からない償い方をする夏希。


「花火大会の後にまた花火かあ…それはそれで面白いかもね」


夏希と秋元さんから視線を私達に向けると、春さんがにっこりと微笑んだ。


「なんだかんだで楽しかったよ…ね?」


同意を求める様に、私に顔を向ける。


「う…うん!」


咄嗟に合わせてはみたが、冬馬君との出来事で頭がいっぱいだった。


秋元さんが起きてから、シェアハウスに帰った今現在、もうすっかりいつもの冬馬君に戻っていた。

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春夏秋冬4【完結】 ©著者:みるみる

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