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10章:葛藤
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樹里の休みの日、映画を観た僕達は夕飯で近くのイタリアンレストランに入った。
パスタを堪能したあとにデザートを食べて、先程観た映画の感想に花を咲かせていた。
「…ちょっとトイレ」
そう言い、席を立つとトイレに向かった。
トイレの扉を開けた瞬間、僕は固まった。
目の前は真っ暗な空間が広がっていたのだ。
ここは…一体…
上か下かもわからない果てしなく広がる無音の空間。
扉が自動的に閉まった。
「こんにちは」
暗闇の中から突如、声が聴こえ僕は飛び上がった。
振り返るとそこにはあのチワワが居た。
暗闇の中のはずなのにチワワだけははっきりと見えた。
「アンタは…」
「幸せそうで何より。君も彼女も」
チワワはこの間とは違い、何やら独特な威圧感を放っていた。
そういえば…僕が今に戻れたのはこのチワワのお陰なのか?
そう聞こうとしたと同時にチワワが口を開いた。
「残された時間を大切に使う事ね」
……!!
「何だよ…それ」
思わず声が上擦った。
するとチワワは真ん丸な目で僕を見つめ、淡々と告げた。
「…君は何やら頑張っているみたいだけど、所詮運命は変わらないって事」
僕とチワワの間に沈黙が流れた。
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