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7章:奇跡
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「…ウ。コウっ!いつまで寝てるの!いい加減起きなさい!」
頭を叩かれ、目が覚めた。
カーテンを開ける音が聴こえ、部屋中に光が射し込み、掛け布団を頭から被った。
「コウっ!往生際悪いわよ!」
「…ん〜、わぁかったよ」
…って、え?
誰だ?
飛び起きた僕の視線の先には母が眉をひそめながら立っていた。
何で…何でこの人が…
「ア…アンタ…」
「早くシャワー浴びちゃいなさい。もうすぐ樹里が来ちゃうわよ」
母はそう言うと部屋から出ていった。
状況が飲み込めず、呆然と部屋を見渡した。
これは…前の僕の部屋?
ギターにパソコンに本棚に壁にかけられた制服。
一体どうなっているんだ?
ていうか、もうすぐ樹里が?!
そんな馬鹿な
樹里は確かに僕がこの手で…
混乱して部屋の中を右往左往しているとチャイムが鳴り響いた。
『いらっしゃい。ああ、今日の格好も素敵ね。コウったら今さっき起きたところなのよ。…今?部屋に居るわ』
母の話し声が玄関から聴こえ、ややあって階段を登ってくる音が近づいてきた。
心臓は爆発寸前だ。
まさか…
まさか本当に…
待ちきれずドアを開け、廊下に出ようとした。
「……っ」
心臓が止まったかと思った。
目の前には樹里が立っていたのだ。
「おはよう♪幸一郎君」
樹里はそう言うと微笑んだ。
それは四年前と何一つ変わっていなかった。
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