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6章:不思議な犬
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「…成程ね。要するに君はその樹里って子を殺してしまってから苦しみ続けてるってわけだ」
チワワは一頻り話を聞いたあとに足で耳の裏を掻いた。
「…はい」
そう言うと僕は俯いた。
チワワはベッド、僕はフローリングに正座というポジショニングに若干の疑問は否めなかったが、チワワから何を言われるのか気になり僕は身を乗り出した。
「まぁ、樹里の両親は君を一生許さないだろうね」
容赦ない言葉に胸がえぐられ、俯いた。
頭では理解出来ていても他人(?)から言われるとつらい。
「それが樹里の運命だった。そう思えばいいんじゃない?少しは気持ちが軽くなるよ」
「そんな事、思えるわけないだろ!」
チワワの発言に思わず声を荒げた。
「…あの時に戻りたいよ。そうすれば樹里は…」
「そうね。そうすれば君も殺人者にならずに済んだし、お父さんも死ななかったかもだし、お母さんも病んだりしなかったもんね」
何なんだよ、コイツ…
さっきから嫌な言い方ばかりして。
チワワ相手に苛立った。
「ねぇ、君は樹里に会う前に戻りたいの?全てをなかった事にしたい?」
「…違うよ。僕は…樹里との……」
途端に強烈な眠気が身体を襲い、言葉が続かない。
何だ…これ…
限界を迎えた僕はその場に倒れ込んだ。
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