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3章:後悔 (2/4)

現実が受け止められず呆然としたまま病院をあとにした。


母は既に樹里しか見えていない。


息子である僕すらもわかってないのだ。


どうにか元気だった頃の母に戻ってほしい。


それでも樹里の居ない今やなす術はない。


治る保証がない母の病。


どうしたらいいのだろうか。


途方にくれていると携帯が鳴った。


叔母からのメールであった。


【いつまでお見舞いに時間かけてるの!
私も暇じゃないんだから早く来なさい!!】


そうだ。
すっかり忘れていた。


叔母の家へ新しい家の鍵を貰いに行かないといけないのだ。


慌ててタクシーを捕まえると叔母の家を目指した。

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愛証 ©著者:ゆえ

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