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1章:出所 (2/2)

「もう二度と戻ってくるなよ?」


「はい…お世話になりました」


見送りの監視員に一礼すると、僕は厚く高い塀の外に出た。


僕は樹里をこの手にかけた。


あれから四年の月日が経ち、その間を暗い塀の中で過ごした。


四年間…


樹里の命とはそのくらいの時間で償いきれるものだったのか。


樹里の命を奪った張本人のくせにそんな事を考えながら刑務所をあとにした。

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愛証 ©著者:ゆえ

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