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66章:目覚め (1/12)

66章:目覚め

大学一回生の冬だった。

そのころアパートで一人暮らしをしていた俺は、寝る時に豆電球だけを点けるようにしていた。

実家にいたころは豆電球も点けないことが多かったが、
アパートでは一つだけあるベランダに面した窓に、厚手のカーテンをしていて、
夜はいつもそれを隙間なく締め切っていた。

だから豆電球も消していると、夜中目が覚めた時に完全に真っ暗闇になってしまい、
電球の紐を探すのも手探りで、心細い思いをすることになるのだ。
それが嫌だったのだろう。
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師匠シリーズ ©著者:hare

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