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37章:声 (1/9)

37章:声

大学2回生の春だったと思う。
俺の通っていた大学には大小数十のサークルの部室が入っている3階建ての
サークル棟があった。ここでは学生による、ある程度の自治権が守られ、24
時間開放という夢のような空間があった。24時間というからには24時間な
わけで、朝まで部室で徹夜マージャンをしておいて、そこから講義棟に向かい、
授業中たっぷり寝てから部室に戻ってきてまたマージャンなどという学生の鑑
のような生活も出来た。
夜にサークル棟にいると、そこかしこの部屋から酒宴の歓声やら、マージャン
牌を混ぜる音やら、テレビゲームの電子音などが聞こえてくる。どこからとも
なく落語も聞こえてきたりする。
それが平日休日の別なく、時には夜通し続くのだ。

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師匠シリーズ ©著者:hare

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