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8章:叫び [7] (4/4)


大声で泣く気にもなれず、私は無表情のままひたすら泣いた。

ママは「事故死って言いなさい」と言った。

分かってる。私だってそれくらい分かってる。
パパが自殺したなんて言ったら、同情されるじゃん。
同情って、かわいそうって意味でしょ?見下されるって意味でしょ?

私はいつでも羨ましがられていたいんだよ?
だから言わないよ。言えないよ。

『私は不幸なんかじゃないよね…』
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[叫び] 実話の物語 ©著者:転載王

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