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8章:叫び [7] (2/4)

忘れもしない。それは1999年6月の事。

ミドリの家で遊んでいた私の携帯に、珍しくママから着信があった。

あのママが、私の居場所を心配して連絡してきたとは思えない。

何事かと思って電話に出ると「何も言わずに、今すぐ帰ってきなさい。」とだけ言われた。

"直感"とはきっと、こういう事を言うのだろう。
起こってはならない何かがが起こっている気がして、私は不安を掻き消すように、ただただ走って家に帰った。

ドアを開け、部屋に入ると、ママは黙って座っていた。

『何があったの?』私の声は震えていたかもしれない。
「死んだ」
『誰が!?』
「……」
『お兄チャン!?』
「違くて…」
『パパ!?』
「……」
『パパなの!?いつ??…なんで??』
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[叫び] 実話の物語 ©著者:転載王

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