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7章:叫び [6] (4/4)

携帯電話のメモリーが増える度、友達が増えたと錯覚してうかれていた。

その頃の私は「知り合い」と「友達」の違いに気付いていなかったから…。

ミドリと出会ったのもその頃だ。
ミドリの家も母子家庭だった。
半分家出状態だった私は、ミドリの家に泊まり込み、ほぼ毎日一緒に過ごした。

行くあてもなく街をフラつき、幸せそうな人見つけてはニラみつけ、不幸そうな人見つけては笑った。

「孤独」と「幸せ」は背中合わせで、今自分がどちらなのかさえ分からなくて不安に襲われた。

おきまりのファミレスで、二人でいつも過去を語った。
未来なんて見えないから、明日もどうせ今日と同じ一日だから、だから過去を語った
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[叫び] 実話の物語 ©著者:転載王

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