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6章:叫び [5] (2/5)

さてこのお兄チャン優先の生活はどの位続いただろう…。

結局お兄チャンは何も変わらなかった。

中学二年生になったお兄チャンは、警察に逮捕されて、少年院へと送られて行った。

「環境が変われば何かが変わる」
そう決め込んだママは、お金もないのに引越しをすると言い出した。

私は仲の良い友達にさえ、引越し先を教える事も、電話をする事さえも禁じられた。

当時携帯電話など誰も持っておらず、私にはこの引越しが、友達との永遠の別れとも思えてきて、ママとお兄チャンを呪った。

唯一良かった事といえば、あのオンボロ屋敷とサヨナラできる事くらいだった。
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[叫び] 実話の物語 ©著者:転載王

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