ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:叫び [3] (2/5)

小学四年の時パパとママは離婚をした。

私は離婚してほしくなかった。

それはパパを好きだったからじゃない。

これ以上自分にコンプレックスを持ちたくなかったから。

最悪な家庭環境の中、私は自分には両親がいる事が唯一の誇りだった。

片親だなんて思われたくない。

でもパパに殴られているママを見る度に感じる、恐怖感と悲しみには、もう耐えられない。ママがかわいそすぎる。

私はパパよりママの方が断然好きだったけど、やっぱりパパの事は嫌いではなかった。

でもママが、最低なパパの事を子供達が嫌って、自分に慣つく事を望んでいるという事を、子供心でずっと感じていた。

だからママに離婚の話をされた時『やったぁ!私も離婚してほしかったんだ!私はママがいればそれでいい!』と言った。
14 /338

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

[叫び] 実話の物語 ©著者:転載王

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.