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6章:崩せ。 (8/8)

手を伸ばすと


こちらを見たまま小さく「ニャァ」と一鳴きし



神山の影に隠れてしまった。



「手強いだろ(笑)」



そう言って笑う神山の首には
鈴の型のネックレス。



貴方も、手強いネコみたいだよ…?



少し落ち着いて
水を飲み干す。



硬水独特の
喉を重いものが無理矢理通り過ぎる感じ。



心地よくはない。



…でも、嫌いじゃない。



神山は空のペットボトルを取り上げると



鍵を再び私に渡し



「好きに使え。」と



少し優しい顔をこちらに向けた。
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ルブタンを履いたトラネコ ©著者:A。

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