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2章:わたし (2/8)

「ママ、友達と勉強してくる」



いつものようにさりげなくそう伝えて家を出る。


「そう、遅くならないようにね」



分かった、と返事をして
大きい紙袋を肩にかけ駅へと走り出す。



マンションの一室に入り
PC前に座るお兄さんに「おはようございます。」と挨拶をし

トイレで着替える。



「レイちゃん、今日はいつもの田中さんだよ。よろしくね」
お兄さんはそう言って


うさんくさい営業スマイルを向ける。


レイちゃんはこの店での私の源氏名ってやつ。


そう
私の2つ目の顔は


売春婦…だ。
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ルブタンを履いたトラネコ ©著者:A。

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