ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

1章:夢鬼 (1/8)

1章:夢鬼

「ねー、夢鬼って知ってる?」


この一言から全てが始まった。


その当時、俺はまだ小学5年生。元気のいい、普通の男の子だった。

いつものように、放課後の教室で仲の良い友達としゃべっていた。
友達を仮にA、B、C、D、E、Fとする。

男はA、B、Cと俺の4人。
女はD、E、Fの3人。
いつもこの7人で遊んでいた。

他愛のない話を皆でしていると、急にDが口を挟んだ。


「ねー、夢鬼って知ってる?」


その瞬間、皆の顔から笑顔が消える・・・


「夢鬼って・・・あの怖い話のやつだろ」


「皆、知ってるよ。よく小さい時に悪いことをしたらお母さんに、夢鬼さんが来るぞって怒られたもん。」


「うんうん、俺の家もそうだった。」


夢鬼・・・夢鬼というのは俺の地域に伝わる怖い話。だが実態は何も分からない。

ただ夢の中に、怖い鬼が出てくるという事だけしか聞かされていなかった。
それだけでも小さい時は、恐怖を感じていた。

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

夢鬼 ©著者:hare

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.