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4章:☆初指名☆
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リクトの携帯が鳴った。
「ちょい、ごめんな。」
席を外し戻ってきたリクトは
「すまん。客が一組くるわ。今日はレナ1人の予定だったんだけど。って言うか俺がレナ独占するつもりだったんだけどね。」
混まないと言ってた水曜日も時間がたつにつれて満席に近い状態だった。
リクトは定期的に席に戻ってきては、謝ってはまた他の席に出掛けた。1人になっては、ヘルプが少しついたり、リクトが忙しいなら帰ろうかとも思うのにいつ言い出せばいいかもわからない。
「もうすぐ客帰るし、最後まで、いて。ラストはレナの隣座るから。な。」
と、また席を外す。ヘルプさえも付かない状態になり、少しまわりをみてみた。
泣・い・て・る。
自分がいれた、数々のボトルをテーブルに並べ、隣には自分が指名したホストがいて、楽しく笑うはずの女の子が泣いていた。
店も終わりに近づき、リクトは言ったとおり他の客が帰った後はずっと一緒にいた。
シャンパンがいくつもはいるなか、最後に高級なお酒がはいったことがわかった。
あのこだった。
泣いていた、あのテーブルにホスト達が集まっていた。
「ごめんね。せいや。」
マイクをむけられた女の子はそう言った。泣いていた方が謝っていた。横にいるせいやが女の子の頭をなでて笑ったていた。
そして、女の子は笑った。ラストソングを歌うホストの横で次は笑っていた。
色んな感情が入り乱れていた。あのこに限ったことじゃないんだ。
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