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1章:寮とリンスと私
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1章:寮とリンスと私
お線香の匂いが漂う。
線香の本来の役割。
それを思い出すと、今でもぞっとする。
私は入学と同時に寮に入った。
入学と言っても予備校だから、正確には入校だ。
有名大学を受けるという名目で地方から上京。
正直、単に地方の大学に行きたくないという小さなプライドがあっただけ。
実際のところ難関を突破する努力や頭があるわけではない。
親はこんな私の邪な願いを額面通り受け取ってくれた。
何にせよ、寮とはいえ初めての一人暮らし。
私は一年後もしない内に再び来る受験という名の戦争を、しばしの間忘れることが出来た。
ドアのチャイムを鳴らす。
ご近所付き合いは気をつけても気をつけ過ぎることはない。
母から耳にタコが出来るほどそう言われて始まった生活。
部屋の片づけが終わり、次にすることはそうだと決めた。
隣の部屋の人、友達になってくれると良いけど。
「は〜い」
中から出てきたのは目を背けたくなるほど露出の高い服を着た人だった。
一月前まで田舎の純情女子高生(笑)だった私には刺激が強すぎる。
「あ、あの! 昨日隣に越してきた者です。つまらない物ですがこれお近づきのシルシに!」
何とか練習してきた言葉を搾り出す。
「あは。新しい人? うふふ。ありがとう。クッキーかな?」
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