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3章:嘘 (3/11)

「入るぞ。」


そう言うと同時にパパが部屋に入ってきた。


「まだ具合でも悪いのか?」


「もう大丈夫よ。……ねぇパパ、私は貧血で入院してたって本当?」


私の泣き出しそうな弱々しい表情にパパは笑って


「貧血だよ。何故そんな事を聞くんだ?」


と答えた。


だけどね、パパの顔は笑顔だったけど目は全く笑っていなかったんだ。


ひんやりと冷たい物が胸を占拠しはじめた。


「食欲は大丈夫か?ママも心配してる。大丈夫なら夕食を食べよう。」


そう言って部屋から出ていった。

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アイズ ©著者:ゆな☆

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