夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
1章:廃村とシベリアンと私
(1/17)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
1章:廃村とシベリアンと私
魅力的なサークル、そうでないサークルも、新入生獲得に走り回っている。
まるでお祭りだ。
こんな状況に目を奪われていると肩に衝撃が走り、顔と服に何かがかかった。
「わりぃ」
どうやらよそ見をしていて、その人が持っているコーヒーを被ってしまったらしい。
シベリアンハスキーをどことなく思い出す顔。
背の高いその男は、ニヤニヤ笑いながら私に侘びとは言えない謝罪をした。
もっと言い方があるのではないだろうか。
ばっちりとメイクをしてきたのに腹が立つ。
しかし、浪人生活で培った女子力(笑)。
その怒りを出来るだけ内に抑え、笑顔で言った。
「ううん、大丈夫。こっちもよそ見してたから」
「なあ、俺、友達まだいないんだよ。一緒に回らない?」
無礼で粗野で周りのことなんかお構いなし。
男って生き物は、どうして人の機微というものを理解できないんだろうか。
まずはこのコーヒーのシミを気にしろ。
具体的には、クリーニング代よこせ。
<前へ
1 /17
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
廃村とシベリアンと私 ©著者:hare
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.