ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

7章:引っ越し (5/5)

4時頃日向から「今すぐ出てきて!」と電話があったので、手ぶらで家を出ると、日向が家の近くにいた。


「あすかちゃーん、ねぇなんで怒ってるの?」と優しく甘えた声で聞いてきた。


「別に。分からないならいいんじゃないの?」


日向に手を繋がれ、そのままぶらぶらと歩く。


そのまま泊まる事になったが、あたしは周知不機嫌。


「ねぇ、こっちおいで?」と言われても「今煙草吸ってるの分からない?」と突き放した。


「いいから来いって!」


手を引っ張られベッドに移動したが、あたしは日向に背中を向け寝っ転がった。


「こっち向いてよ?」


「嫌だ!」


ずっと不機嫌でいると「やばい、めっちゃ好き!」と抱きつかれた。


調子のいい奴!笑


あたしは、ずっと我慢していた事を言った。


「日向は分からないでしょ?あたしがどれだけ我慢してるか。毎日毎日アフターばっかしやがってさ!もう辞めてよ…ホスト辞めてよ…!」


「俺あすかに、俺への愛が足りないって言ったけど、そういうのも愛だと思うよ?俺、ホスト辞めるから。もう店にも言ってある。」


日向から、思いもよらない言葉が返ってきた。


「いつ辞めるの?」


「来月いっぱい。」


「なんで今まで黙ってたの?」


「ちゃんと決まってから言いたかった。」


それからあたしの機嫌は直り、日向とも仲直りして、日向に抱きつきながら寝た。
38 /67

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

最低な奴でも好きなんだ ©著者:あすにゃん

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.