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4章:プライベート (4/4)

それをきっかけに、日向との距離は縮まり、今までは交わしていたご飯も、日向のアフターがない日は、必ずと言っていい程食べに行った。


日向が仕事休みであたしが仕事の時は、職場の最寄り駅まで迎えに来てくれて、ご飯を食べて帰るなんて事もあった。


日向はいつもあたしの事を、可愛い可愛いと褒めてくれ、可愛いと言われる度恥ずかしくて、可愛いと言うのを禁止にした。笑


日向は「可愛い」と言ったら罰金500円。


あたしは「無理」と言ったら罰金10円。


日向は「無理」という言葉が嫌いで、何度注意されても直らないあたしに、日向がこの約束事を決めた。


あたしは口を開く度「無理」と言う。


同じ額じゃ、いくらにさかのぼるか不安だから、あたしが無理矢理10円にした。笑


まぁ1日で軽々と、3000円突破したけどね!笑


元彼はというと、連絡をしても返ってこなくなった。


日向がいるから寂しくなかったけど、やっぱりまだ少し忘れられずにいた。


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最低な奴でも好きなんだ ©著者:あすにゃん

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