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1章:幽霊団地
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1章:幽霊団地
昭和も50年代の4月。僕たちが6年生になった最初の日、メンマが引っ越してきた。
もちまえの人懐こさに加え、人を笑わすのが得意だった彼は、
すぐクラスに馴染んで僕たちと友達になった。
そして7月。
もうすぐ夏休みだ!
授業なんか上の空で、夏休みをどう過ごそうか?みんながそう考えてる頃の話だ。
「あのさぁ、こんどうちに遊びに来ねえ?」
窓の外からセミがジージー鳴いている中、僕はパンツの上に水着をはいて、
いかに具をはみ出させずパンツを引き抜くか頑張ってる最中だった。
次の授業は、プールで水泳だ。
女子がカーテンの裏に回って、きゃーきゃー言いながら着替えていた。
中には別に見られても気にしないよ、って感じで着替えてる女子も何人もいる。
そんでもって僕ら男子は、「女の裸なんか興味ねーよ、おれら硬派だもんな」という
態度を見せながら、チラチラ盗み見てたりしているのだ。
「え?ああ、いくいく。お前、どこ住んでんだっけ」
「団地。本当は家建ててるんだけど、まだ出来ていないんだ」
メンマの両親は、家が完成する前にここに引っ越してきたのだ。
それは、新学期最初の日にメンマを学校に転校させて、
少しでもみんなと仲良くできるようしてやろう、という気持ちらしかった。
メンマがやけに僕の後ろを気にしているので振り返ってみると、
ちょうど樋口さんがTシャツを脱ぎおわったところだった。
あわてて僕はメンマの方に向き直った。
「団地って何棟?」
「5棟の4階」
「うおっ、すげーー!幽霊団地じゃん!」
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