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6章:真実と迷う心 (11/12)

「まあ…こんな強がってるけど…本当はまだ夏希の事をひきずってるんですよね。だから、あれ以上聞くのが辛くて部屋に戻っちゃったんです」

「何か僕…ごめんなさい…」

「何で秋元さんが謝るんですか!気になる素振り見せた私が悪いんだし…今はもう前に進むしかないから頑張るのみですよ!!」


私以上に落ち込んだ様子の秋元さんの肩を叩くと、秋元さんは小さく頷いた。


「前に進むのみ…ですか…」

「はいっ!こう…何かすぐ忘れられたらいいんですけどねえ…」


ベッドに飛び込みゴロゴロする私に、


「新しい恋…とか?」


と、小さく問い掛ける声が聞こえた。


「新しい…恋…かあ…」


私の頭に真っ先に浮かんだのは、あの日告白をしてきた冬馬君だった。


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春夏秋冬3 ©著者:みるみる

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