ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

19章:遺書 (2/7)



あ.....頭が割れるように痛い.....。


男と女が静かに話す声が聞こえる。


まさか.....俺は死ねなかったのか?


ゆっくり目を開けてみる。


俺は病院のベッドに寝かされていた。


「先生、高瀬さんが.....」


看護士が声を掛けると、若い医者が側に来て言った。


「高瀬さん、もう大丈夫ですよ。ここは病院です。私の声が聞こえますね?」


「お.....俺は.....何故?」


「先生、点滴終わりました」


看護士が俺の腕から針を抜く。


「あなたは微量の睡眠薬で眠らされていただけなんですよ」


「眠らされていた.....?」


俺は医者が何を言っているのか全く理解出来なかった。
91 /103

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

桜の木の下で ©著者:僚

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.