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10章:告白
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「英司.....明日、退院だって言ったのに」
「心配だから来てやったのに何だよ。ほれ、これ食べて元気出しな」
俺は途中で買って来たマンゴーシャーベットを手渡した。
ICUでお見舞いの物を食べるなんて出来ないはずだが、カーテンで仕切ってあったし、夜だった事もあり、冴子はそれを少しずつ口に運んだ。
「冴ちゃん、こんなとこでどうやってメールしたの?」
「メールは私の携帯から息子に頼んで送ってもらった。さすがに心配してるかなと思って」
冴子は目を伏せる。
息子にメールさせるなんてどうかしてるぜ。.....ったく!!
「で、結局、何の病気だったの?」
冴子は暫く返事をしなかったが、溜め息をひとつ漏らして覚悟を決めたように話出した。
「私ね、10年ぐらい前から睡眠薬と安定剤を常用しているの。でも、『MOON』に通っていたから薬が余っていて.....。いくら頑張って仕事を探しても見つからない.....。どのパブもスナックも、私の麻痺した左手と年齢のせいで門前払い.....。不良品の上に賞味期限切れなんだって、つくづく実感して絶望したわ.....。そして、私は薬を飲んだ.....。沢山ね」
自殺未遂?!
マジかよ?
重苦しい空気に包まれ、俺は耐えきれなくなった。
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桜の木の下で ©著者:僚
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