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6章:勝利 (2/3)

「ねぇ、英司。もうすぐ誕生日ね」


「ん?ああ。でも、ホスクラと違うからシャンパンタワーとか無いし。いつもよりちょっと高級なヤツで乾杯したいな」


実際のところ、俺のバースデーには冴子に50万使わせろと代表が言っているらしい。
マネージャーから聞いたのだ。


それで俺は大体の金額を計算して、冴子にお願いする事にした。


「どうせ1本じゃ足りないしね。ベリエ-ジュエのオンパレードはどうかな?」


「なあに、それ?」


「白、ロゼ、ゴールドと3本入れちゃおうよ。いいじゃん、俺も30歳だしさ」


「分かったわ。英司は30歳かあ。若くて羨ましいわ」


何?
三十路が若い?
名言ですな。


「で、テレビ壊れちゃったからプレゼントは大型でテレビね。一緒に買いに行こう」


「しょうがないわねぇ」


冴子はそう言って目尻を下げた。


俺と出掛けられるのが嬉しいのだ。
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桜の木の下で ©著者:僚

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