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5章:ナンバー1 (3/3)

それを翔が黙って見ているはずがない。


俺に対して敵意を剥き出しにしてきた。


「たった1人の太客のお陰でナンバー1になったからって大きな顔すんじゃねぇよ!」


相手にしない。
俺は大人だからね。
鼻高々だしね。


シャンパンのせいで、冴子はかなり酔う事が多くなっていた。


翔はそんな冴子をあの手この手で落とそうとする。


ヘルプ席につき、俺がいるにも関わらず冴子の手を取り包み込んでこう言うのだ。


「俺の気持ち分かってんだろ?」


しつこく食い下がりメアドを聞き出したり、プレゼントを送ったり。


俺は内心焦ったが、冴子は担当を変える事はなかった。


万が一でも心変わりしたら、夜遊びも止めるとさえ言ってくれた。


メールに入って来る、愛してるの文字。


冴子はもう俺から離れられないんだ。


だが、俺は、この一回り近くも年上の女に愛情を感じる事は全く無かった。


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桜の木の下で ©著者:僚

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