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5章:ナンバー1 (2/3)

ああ、疲れた。


この頃から、俺はWワークのキツさに参っていた 。


もともとポジティブで物事を深く考えない主義だから心はへたれてない。


ただ、身体がしんどくて仕方ないのだ。


そして、そんな俺は素晴らしい方法を考えた。


『同伴もどき』である。


同伴をしている事にしてギリギリまで仮眠をするのだ。


冴子は何も文句は言わなかった。
英司の身体が楽になるならそれでいいと納得してくれたのだ。


しかし、俺は元がだらしない。


結局は寝坊して遅刻し、冴子と一緒に店に駆け込む。


遅刻分の罰金は全て冴子の伝票につけてもらい、その他にも店や従業員への見栄でシャンパンを入れさせた。


俺が叱られないようにと、冴子はそれにすら口出しはしなかった。


冴子を待たせる事なんて、金を使わせる事なんて、俺は何とも思っていなかった。


そんな事を毎度毎度繰り返しているうちに、とうとう俺の売り上げは翔を超えた。


『MOON』のナンバー1になったのである。
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桜の木の下で ©著者:僚

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