ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

4章:初担当 (2/5)

翌週も冴子はやって来た。


また常連客と一緒だが、別卓で飲むらしい。


どうか、俺にチャンスが回って来ますように。


祈りが通じたのか、混んでいたからか、俺は数分後冴子の前の丸椅子に座っていた。


「先日は途中ですみませんでした」


「気にしないで」


冴子は相変わらず品のいい優しい微笑みを見せる。


「今夜もノンアルですか?」


「そうね。少しなら飲めなくもないんだけど.....ちょっと風邪気味で.....」


「そりゃ、いけませんね。風邪は全部俺にうつして下さい。うつすと治るっていうでしょう?」


我ながらなかなか上手い事を言う。


そんな事を考えながら、極薄のジャスミン割りを作った。


20度のJINROだから、普通に作ってもそんなには濃くならないのだが、それでも冴子にはキツイらしいのだ。


16 /103

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

桜の木の下で ©著者:僚

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.